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船骸撤去

船骸撤去

事故により廃船となった船を、
現場から取り除きます。
沈没、爆発、座礁などにより廃船となった船骸やその積荷燃料を、これまでの救助作業で培った経験や知識、独自の技術を駆使して現場より撤去のうえ、法令に則り適正に処理します。

Projects

No.1

座礁船撤去作業

座礁船撤去作業

2008年11月10日台湾基隆西方にて座礁し全損となった自動車運搬船の撤去作業をチェーンプラー8基(牽引機、牽引力1基当たり300トン)を使用して行いました。陸から本船へアクセス道路を建設後、船骸を現場で上部から順次小撤らし解体。その後、チェーンプラーで船骸を可能な限り陸岸へ引寄せた後、アクセス道路で船骸を囲み、流出油をコントロールしながら小撤らし解体していきました。

No.2

東日本大震災に伴う被災船撤去作業

東日本大震災に伴う被災船撤去作業

2011年3月11日東日本大震災にて被災したケープサイズばら積み貨物船から漁船を含む大小多数の船舶の救助、撤去作業を実施し、被災地の復興の一端を担いました。

No.3

沈没船撤去作業

沈没船撤去作業

2004年12月15日瀬戸内海にて沈没したケミカルタンカーを引き揚げ撤去しました。沈没前の爆発により本船の強度が低下していたため、潜水作業により水深60mに沈没した船体48箇所に延べ1年をかけてアイピースを水中溶接し、吊り荷重を分散させたうえで起重機船にて浮揚させました。

No.4

座礁船撤去作業

座礁船撤去作業

2017年2月11日本船は空船で航行していたところ、鹿児島県諏訪之瀬島の岩場に座礁しました。資機材の搬入が困難な離島での作業でしたが、必要な船舶・人員・資機材等を迅速に展開して速やかに油抜き作業に着手、環境損害の拡大を未然に防止しました。その後、本船をチェーンプラー(牽引機、牽引力1基あたり300トン)を使用し沖側に引き出し、現場で小撤し解体することなく本船を現場から撤去することに成功しました。

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