沈没物件の捜索/回収・損傷貨物の処理等
- 海没した航空機、コンテナ、水中翼などの
捜索・回収、損傷貨物の瀬取りなどを行います。 -
海没した航空機やその部品、船舶の水中翼、岸壁や工事現場などから流出したコンテナや工事資機材など、回収しなければならない物品の海没位置を捜索・回収作業を行います。
また、危険を伴う損傷貨物の瀬取なども行います。
Projects
No.1
落下物回収作業
2007年対馬北方にて高速船より脱落した水中翼を捜索の上、特殊回収装置を用いて回収に成功しました。現場は水深180mと深く、沈没位置も不明確であったため捜索は難航を極めましたが、サイドスキャン、水中ロボットなどを駆使して発見、回収に至りました。
No.2
海没航空機捜索/回収作業
2011年 韓国沖に海没した貨物機の捜索と回収作業を実施しました。強潮流、低視界の悪条件の中、サイドスキャンソナーにより水深83mの海底に飛散した機体の位置を特定し、ROVを使用して必要なパーツを回収しました。
No.3
海没サンドポンプ捜索/回収作業
2014年 海砂採取船より脱落したサンドポンプ(重量約30t)を混合ガス潜水士にて水深60mの海域より捜索/回収しました。
No.4
定置網に絡まった錨の回収
2018年 台風により走錨し大型定置網に入り込んだ貨物船を錨鎖を切断して救助しました。後日、DP台船と混合ガス潜水士にて水深42mの海底より定置網に絡まった錨鎖を回収しました。
No.5
倒壊コンテナ陸揚げ作業
2021年 太平洋にて荷崩れを起こした2万TEUのコンテナ船に対して、洋上での倒壊コンテナの固縛、避難地入域の許可取得、岸壁での倒壊コンテナの瀬取サービスを提供しました。ガントリークレーンでは対応が難しい倒壊コンテナを大型陸上クレーンを駆使して安全に陸揚げすることにより本船は元の航海に戻ることができました。